毎年、各学年いろいろなゲームをして楽しみます。
1学期は簡単なルールのものから取り組み、2学期3学期と少しずつ難しいルールのものへと変わっていきます。

誰でも初めはわからない。しっかりと話を聞いてルールを理解しないとゲームに参加しても楽しくありません。はじめは失敗続きで大丈夫。泣いてしまったり、やめてしまったり、またやりたいけど…など自分との戦いが始まっています。
ゲームには勝ち負けを決めて楽しむものが多いですね。勝つと嬉しい負けると悔しい。でも最近、勝つ人はいいけど負けた人はかわいそう。自己肯定感が下がる〜?とか。だから勝敗をつけるものは排除したり。何かおかしい世の中に。
勝ったことしかない人には、負けた人の気持ちがわかりません。逆もそうです。両方を知ることができたら相手があっての自分だなと考え、お互いに感謝しあえると思いませんか。負けてくれる人が大勢いるから金メダルが取れるのです。一人だと金メダルも最下位もありません。負けさせてくれたから、悔しさを知り、立ち直って次への成長とつながる。勝負事はたくさん気持ちの変化を教えてくれる機会なんです。
12月8日はお釈迦さまがお悟りになられた成道会。悟られた内容の一つに「中道」があります。言い換えれば「ちょうどいい加減」でしょうか。物事は偏った見方ばかりでは理解できない、両方の目、中間の目で見る事が大切と悟られました。私たちは両方の目を持っているでしょうか。子育ても仕事もちょうどいい加減がおすすめです。
posted by teranouchi at 00:00|
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日記